Aillio Bullet R1 V2 焙煎レポート#1 家庭用焙煎機と比較した火力の違い

こんにちは、鷲の珈房です。
Aillio Bullet R1 V2の1回目の焙煎を終えたので、記録として残していきます。
家庭用焙煎機との違いもまとめてみたので、
参考にしてください。

購入方法や使い方はこちら↓↓

この記事で分かること

・Aillio Bullet R1 V2の初焙煎レポート
・家庭用焙煎機Sandboxとの違い
・初期設定での焼き上がり
・今後の焙煎の方向性

目次

記念すべき1回目の焙煎

シーズニングを自分で行い、焙煎出来る状態に
なったので焙煎レポートをまとめていきます。

使用した豆

今回使用した豆
エチオピア コンガ農協 ナチュラル2022 原種
(商社ワタルさんから購入)
250g

生豆の状態でも非常に香りが良く、
焙煎後はベリー感を楽しめる豆です。

設定PW・ファン・ドラム回転数

Aillio Bulletには、切り替え可能な設定として
PW(パワー)・ファン・ドラム回転数
をそれぞれ自由に設定ができます。

まずは、基本設定になっている
PW7・ファン2・ドラム7で焙煎。

1ハゼからは、PWを5・ファン5に変更して
甘味を引き出すようにしました。

焼き上がりの結果

記念すべきAillio Bulletでの初めての焙煎は、
とてもうまくいったと思います。

焙煎度合いは、中煎りを狙って
1ハゼから約1分半で焼き止め。
トータル9分の焙煎でした。

酸味と甘みのバランスが取れて
エチオピアらしい華やかさもしっかりある
いい仕上がりになりました。

家庭用焙煎機と比較して感じたこと

Aillio Bulletは業務用焙煎機なので、
家庭用との違いをまとめてみました。

Sandboxと比較して

まず、1年半使ってきたSandboxとの比較。

大きく感じた点は、

  • 火力の強さ
  • 容量の多さ
  • テストスプーンの有無
  • ローストアプリの幅の広さ
  • 味の柔らかさがある

特に火力の強さは段違いで、
Sandboxではどれだけ余熱をして、
MAX火力で焙煎をしても中煎りまで
もっていくのに11~12分ほどかかりました。

Aillio Bulletは、PW9段階中PW7でも
中煎りを9分で焙煎できるほどの火力。
早ければいいというものではないにしろ、
調整の幅が広いのはワクワクが止まりません。

今後の焙煎の方向性

最初の焙煎で、求めている味が焙煎出来ましたが
あと2つの要素を求めていきたいと思います。

「個性を引き出す」「甘味の余韻の長さ」

エチオピアなら、もう少し華やかさを強調すると
気分を明るくしたい日にピッタリですし、
甘さを長く楽しめるようにすれば
リラックスしたい日にピッタリなので、
今回を基準に2パターンの方向性で
焙煎を進めていきたいと思います。

個性を引き出すために

綺麗な酸味を感じやすくするために、
焙煎時間を短くすることで、
すっきりとした味わいに仕上げていきたいと
思っています。

意識する点は、
・短い時間の中で水抜きをしっかりする
・焙煎の後半の豆の温度変化を読み取る

水抜きをしっかりすることでぼやけた味に
ならないようにして、
後半は一気に温度が変化してくるので、
秒単位で色・香り・膨らみ加減を
チェックしこうと思います。

甘さの余韻を長くするために

甘さは、化学反応がどれだけ起こすか
ということに直結してくると考えています。

玉ねぎを飴色に炒めるようなイメージ。
料理なら水、調味料を足したりして焦げるのを
防げますが、焙煎はそれができません。

温度変化を調整しながら長く化学変化を
起こして
甘さを十分に出したいと思います。

他の方のプロファイルを参考に

「Roast World」というAillio専用ページにて
他の方の焙煎を見ることができます。

例えば、
エチオピア ナチュラルをシティローストで
焙煎している○○さんは、このプロファイルで
焙煎しています


といった感じで細かく知ることができます。

他の方は、PWを落として焙煎している方が
多かったので、少しじっくり焼いてみようと思います。

まとめ

Aillio Bullet 1回目の焙煎まとめ

・初期設定の焙煎でも十分美味しくなった
・家庭用と比較して火力が圧倒的
・今後は、火力を落として甘味を引き出てみる
・さらに焙煎時間を短くして個性を際立たせてみる

記念すべき1回目の焙煎レポートでした。

Aillioを検討している方、購入してこれから焙煎を始める方に参考になっていれば幸いです。

たくさんチャレンジして失敗しながら
焙煎を研究していきます。
次回のレポートをお楽しみに!

この後、何度も調整を重ねてコーヒー豆の販売を始めました。
香り、アフターテイスト、金属カップでも美味しいコーヒーを是非お試しください。

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