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〔コーヒー副業〕パッケージング・配送・価格設定まで徹底解説

「コーヒー豆を販売して副業を始めたいけど中々、、、」

という全ての方に向けて、副業の始め方をなるべく分かりやすくまとめていきたいと思います。

手回し焙煎から始めて、家庭用焙煎機Sandboxでの焙煎を1年、業務用焙煎機Aillioでの焙煎を半年経験して、現在はオンラインストアでコーヒー豆を販売して月に数件ですが注文を頂いております。この経験から、惜しみなく副業の始め方に関する情報を惜しみなくお伝えしていきます。

今回は特に、焙煎後のパッケージングから配送までに注目してお伝えしていきます。

こんな方におすすめ

・コーヒーを焙煎して副業を始めたい
・焙煎を始めたけど販売方法が分からない
・パッケージや梱包、配送方法について悩んでいる
・コーヒー豆の価格設定はどうすればいい?
・販売サイトは、STORES? BASE? どれがいいの?
・認知度を上げるには何をすればいい?

上記で1つでの当てはまる方は是非気になるところだけも見ていってください。

目次

コーヒー豆を焙煎する

なんといっても焙煎をしないと販売は出来ませんよね。生豆選び方始まり、どんな焙煎機で焙煎するのか、焙煎度合いはどうするのか、やることは非常に多いと思います。焙煎に関しては、別の記事で分かりやすくまとめておりますので、そちらを参考にしてみてください。

パッケージングについて

焙煎が無事終えたらパッケージに入れる作業を進めていきましょう。どんなデザインにして、どの量で販売するのかで配送方法も変わってくるかと思いますので、考えを少しずつ固めていきましょう。

パッケージを選ぼう

コーヒーのパッケージにも色々と種類が存在しますが、僕が利用しているサイトは、パッケージ通販さんです。縦長のものやマチのあるもの、チャック付きのものなど幅広いので、好みの物を選んでみましょう。

鷲の珈房で使用しているものは、
・チャック付き蒸着スタンド袋 グレー 120×200 → 75g用の販売で使用
・チャック付き蒸着スタンド袋 グレー 140×220 → 150g用の販売で使用

選んだポイントは、チャック付きかどうかと色味・質感です。チャック付きの方が購入した後に保存がしやすいので、多少コストがかかってもお客様が喜んでくれると思いました。また、色味や質感は、ラベルを和風な雰囲気にしたかったので、バランスを見て選んだという感じです。上の蒸着というのは、シーラーを使って熱で圧着しないといけないタイプです。

容量を決めよう

一般的に多いのは、100g単位・200g単位での販売かと思います。僕が使用しているパッケージ通販 さんでは、必要なグラム数毎に検索が出来てその中から選ぶことが出来るので、非常に選びやすいと思います。もちろん、他の業者さんも同じような感じでしたので、好みのパッケージがあるサイトで購入すると良いかと思います。

1つ注意点を上げるとすると、100g用のものにみっちり100gを入れると、厚みが出るので配送面で苦戦することもあるかと思いますので、まずはサンプルをいくつか取り寄せてから実際に焙煎した豆を入れてみて検討するのが間違いないです。

少しサービスしたくて多めに入れたら配送会社からNGが出てしまい、全てやり直しするということがありましたので、お気を付けください。

形を決めよう

形もたくさん種類がありますが、おすすめは平袋チャック付きスタンド袋です。

理由としては、郵便のクリックポストでの配送を行う場合、何種類かの注文が入っても対応がしやすいからです。単価の安い細長い蒸着タイプも魅力的ですが、厚みが出やすいので配送面で苦戦すると思います。

コスト優先であれば平袋、使い勝手優先であればチャック付きスタンド袋を選ぶようにしましょう。この中でも柄や色の種類が豊富ですので、お店のイメージに合うものをチョイスしていきましょう。

ラベルを選ぼう

容量、形が決まったら次はラベル選びです。袋に直接プリントをするという手もありますが、ラベルで印刷しておいた物を注文の入ったグラム数のパッケージに貼っていく方が手間が少ないかと思うのでおススメです。

鷲の珈房で使用しているラベルは、
無地シール(4面×20シート)A4

容量の違うパッケージでも対応が出来るので、サイズをわざわざ変えなくて済むので便利です。もし共通して使えるサイズであれば、少し小さくしてもその方がおススメです。

印刷しよう

ラベルが決まったら印刷をかけます。パッケージ通販 さんの中に、お手軽プリントというソフトが入っているので、選んだラベルに合うようにロゴや文章を印刷することが可能です。また、1枚のシートの中の左上のラベルだけに印刷する、等も可能ですのでシンプルですが非常に便利なソフトです。

もちろんエクセルやワードでも作成は可能ですので、使いやすいソフトで作ったもので印刷しましょう。

おすすめプリンター

印刷するだけですので、プリンターは安いもので十分だと思います。上記のラベルであれな、インクジェット対応のプリンターを選べば問題ないので、鷲の珈房で普段使っているものを載せておきます、参考まで。

シーラー・圧着機

ラベルを貼って豆も中に入れることが出来れば、仕上げに圧着して封をしましょう。これをするだけでもしっかりとしたお店感が出ると思いますし、配送中に何かが混入したりすることもないので衛生面でも安心です。

圧着にはシーラーという機会が必要になります。コーヒー用の袋は厚みがありますので、百均に売っているような製品ではまず圧着は不可能です。実際に試してみましたが、ほんのり温かくなっただけでした。ここは、少しお金をかけてでもしっかりとしたものを購入するようにしましょう。何度も使うものなので、重要です。

こちらも実際に使用している製品をご紹介します。

シールくんとスーパーシールくんと種類があり、コーヒー袋に対応しているのがスーパーシールくんでした。熱する時間でコーヒーバッグにも使えるので非常に便利なのでおすすめです。

配送方法について

シーラーで封が出来ましたら後は送るだけですね。クロネコヤマトのネコポス、郵便局のクリックポストなど種類がありますが、コーヒー豆の配送方法は、クリックポスト一択でしょう。

実際に調べてみると分かりますが、クリックポストは全国一律185円です。
登録も簡単でネット決済なので、コンビニに行って払い込みをしたり切手を買ったりがありません。

対して、ネコポスは上限385円ですので倍以上の差があります。この差は何かというと、保証が付きますのでいざというときはネコポスの方が安心かと思います。ただ、コーヒー豆は壊れ物ではないので、多少押しつぶされそうになっても中で豆たちが動いてくれるので全く問題ないと思います。

梱包サイズ・方法

クリックポストを利用する場合、サイズの制限があるので注意しましょう。

参考:日本郵便

コーヒー豆を送るのに一番重要なのは厚さです。3㎝以内というこの数字はグラム数が多かったり、パッケージによってはすぐに超えてしまう数値だからです。販売を始めたばかりの頃、郵便局で厚みを測ってくれるのですが規定より少し超えただけでもNGが出てしまいました。Amazonや楽天・段ボールワンなどのサイトで色んな種類の販売がありますが、検索で「クリックポスト」と入れておけば間違いないと思います。

こちらも参考まで鷲の珈房で使用している1袋用と2~3袋用の梱包資材を載せておきます。

↓↓1袋用

↓↓2~3袋用

販売方法・サイトおすすめ

実際に販売するとなるとネット上のどこで販売するのか悩むところです。鷲の珈房のストアはSTORESを利用しておりますが、実際に悩んだベイス・メルカリなども候補に挙がる方も多いと思いますので少し見ていきましょう。

スクロールできます
販売手数料メリット
STORES5%無料プランでの手数料が最安値で必要最低限のツールは揃っている
BASE3.6%+40円+サービス手数料3%使いやすさに定評あり、BASEユーザーからの販売を見込める
メルカリ10%匿名配送が可能かつユーザーが多い

STORES ストアーズ

まず選んだストアーズですが、販売手数料が安い一番安く、5%です。プランによって更に安くもなりますが、無料で利用できるプランでは、最安の5%は非常に魅力的です。1000円の商品なら50円

使ってみて分かりましたが、十分すぎるくらい使いやすい。

BASEと比較するとデザイン性が無いですとか、利用者が少ないですとか色々あるようでしたが、全く仕様に関して不満は出ませんでした。細部までこだわる方ならBASEの方が良いのかな?とった感じです。
悩んでいる方は、鷲の珈房のサイトは、STORESで作成したものですので覗いてみてください。

BASE ベイス

続いてBASEです。やはり使いやすさに定評があるようですが、手数料は、3.6%+40円+サービス手数料3% という設定になっています。STORESと同じで有料プランであればもう少し安くなるようですが、17万円以上売れているお店でなければ無料のプランの方がお得とのこと。

1000円の商品なら66円+40円で104円かかることになります。
それでもBASEユーザーの数が多いということからサイト内での検索などで認知されることもあるそうなので少しでも認知度を高めたい方はおすすめかもしれません。

メルカリ

フリマサイトと言えばやっぱりメルカリ。ユーザーも多く、売れた金額をそのままメルカリ内で使えるなど日常的に利用している方も多い販売サイトです。その反面、多くの人の目に止まり、販売もしやすいですが、販売手数料は10%

1000円の商品なら100円かかる計算です。

ただ、メリットとしては匿名配送が可能で、メルカリ独自の送料設定もしてあるので多少梱包に厚みが出てしまったとしても、宅急便コンパクトなどを利用出来たりと、様々なシーンに対応はしやすいと思います。メルカリ内の、メルカリSHOPSという機能もあるため、上記の2サイトと同じように在庫の補充や確認は簡単に出来ます。扱いが慣れているのであれば、まずはメルカリで始めてみるのもアリです。

コーヒー豆の価格設定をこう考えよう

結論、100gあたり800円程度が妥当と考えています。

価格設定は適正にしたいですが、中々考えると難しいもの。最初は、少量からの仕入れになるので単価も高くなり、スペシャルティコーヒーに限っては1㎏あたり1500円~2500円ほどになると思います。

仮に、1㎏あたり2000円の豆を100g単位で販売するとして、原価は200円になります。
そこに、パッケージ代・ラベル代・印刷のインク代がかかってきますので、内容によりますが豆代も含めてトータル300円前後かかる計算になります。

原価だけでも高くなるなぁ…

そう思いますよね。多く仕入れるならg単価は下がっていきますが、認知度の低いスタートから大量に仕入れるのは捌ききれなくて残ってしまうリスクがあります。一般的に小売りは原価が3割~4割と言われています。この辺まで考えていくと、多くのコーヒーショップの金額設定が100gあたり800円~1000円ほどになっているのが納得いくかと思います。

冒頭でも言いましたが、100gあたり800円前後に設定してプラス送料はお客様に支払って頂くのがお店を運営していく上で適正なラインではないかと考えています。ただ、メルカリを利用する場合だけは別です。フリマサイトは送料込みでの販売がスタンダードですので、その辺を踏まえて価格設定するようにしましょう。

広告・宣伝方法

最後は認知度を高めるための宣伝方法を見ていきましょう。実店舗を持たずに運営していくなら避けては通れない分野です。苦手という方もこの中で最低2つは始めるようにしましょう。

Instagram

まず、一番始めた方が良いのがインスタグラムです。多くの方が利用しているSNSで写真メインの媒体ですが、最近は動画も盛り上がっているのでとにかくおススメです。また、コーヒー関連の写真はお洒落に仕上がることもあるので、非常にSNSの中でも相性が良いと思います。

鷲の珈房でもフォロー数を伸ばすのが中々難しい状況ですが、コツコツ積み重ねを大事にして頑張っています。一緒に頑張って1000フォロワー・5000、10000人と上を目指していきましょう!

ブログ

コーヒーに関してはブログもおすすめです。自身がやっていて思うことは、コーヒー好きであれば伝えたい想いも軸がある方も多いと思いますし、文章で色々とまとめていくと「そういえばそうだったな!」と改めて気づく部分もあるので、自分自身を見つめ直す意味でも始めていくと良いと思います。また、ここで少しでも稼ぎが生まれれば精神的な安定も生まれるのでコツコツ積み重ねていきましょう。おすすめは以下の2サイトです。

ワードプレス

多くの方が初めているワードプレス。簡単に言うと、有料でオリジナルサイトを作るイメージで、このサイトもそうです。

単純にブログを始めるだけなら、本当にどのサイトでも良いかと思いますが、ブログで少しでもマネタイズしていこうと思うのであればワードプレスで独自のサイトを作成しなければいけません。

例えば、アメーバブログを使う場合、アメブロ内でお金を稼ぐことを禁止されているので、単純に日記のような役割を担うことになります

商品紹介や、企業案件・広告収入を得るためにはレンタルサーバーを利用して、独自ドメイン(オリジナルのURL)を取得しなければならないため、ワードプレスを利用してオリジナルサイトでブログを書いていくようにしましょう。

↓鷲の珈房が利用しているのがこちらですので参考まで

note

次にnoteです。こちらは、無料で利用が出来るかつマネタイズも可能です。noteでお金を稼ぐ方法として、書いた記事を有料にして販売するイメージです。小さなネット内での本を売る感じでしょうか。

ですので、しっかりとした記事が出来て、お金を払ってでも見る価値があるようであればnoteでマネタイズしながら書き進めていくのも良いのではないかと思います。note内のユーザーも非常に多く、認知度を上げる役割も担ってるはずです。

Twitter

バズる要素があるのがTwitterではないでしょうか。僕自身はやっていないので、なんともお伝え出来ませんが個人として応援されやすいのがTwitterなのかなと考えています。特に、オンラインストアだけでなく他の事業などもされている方は、Twitterを通じてファンを増やすことに向いている気がします。

YouTube

動画投稿と言えばやはりYouTube。コーヒーに関しての商品紹介や、顔を出すことでの認知度アップという点においては一番伝える力が強いのではないかと思います。

こちらもYouTuberまではいかないまでも広告収入が期待できるので、動画制作が得意な方はこちらも並行して進めていくのもいいのではないでしょうか。

TikTok

ショート動画でバズる可能性があり、若者にアプローチ出来るのは断トツでTikTok。オンライン販売だけでも、個性が際立っていたり、住んでいるところに魅力があったりするなら、総合的にブランディングも可能な媒体だと思います。

コーヒー副業まとめ

パッケージから配送・宣伝までのまとめ

・パッケージは、100g単位で平袋かチャック付きスタンド袋を選ぼう
・シーラーは、何度も使うものなのでしっかりしたものを選ぼう
・配送方法は、一律185円のクリックポストを利用しよう
・販売サイトは、手数料の安いSTORESを選ぼう
・価格設定は、100g800円前後+送料で設定しよう
・宣伝は、インスタ・ブログで認知度を広めていこう

コーヒー豆を焙煎した後の過程をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

このやり方でコーヒーを副業に、ゆくゆくは本業にして人生を豊かにしていきましょう!

それでは、よいコーヒーライフを。

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